2015年01月15日

ABMによる遅延回路の表現

本日は、ABM(Analog Behavioral Modeling)による遅延回路の表現方法のご案内です。

回路解析シミュレーションをする場合、必要なデバイスのSPICEモデルを準備する
必要があります。その際に必要なデバイスについてモデリングをする必要があります。

このモデリングは、モデルベース開発には必須の技術であり、必要なデバイスに
ついて等価回路化を行い、SPICEに実装します。これらの手法を用いた開発を、
モデルベース開発と言います。プロトタイプの早期実現に貢献します。

ラピッド・プロトタイピングという言葉が最近良く使われます。モデルベース開発
がキーワードになります。

デバイスモデリングは、素子レベルから回路レベルまで様々であり、
デバイスモデリングの 手法で応用性があるのは、ABMを採用したモデリングです。
これは、システムレベルからブロックレベルまで再現でき、自由度の高いモデリング
です。

ABMを理解することでモデルベース開発に必要なデバイスモデリング技術が向上します。

今回のABMは遅延表現に必要不可欠なELAPLACEを学習します。これはPSpiceの場合ですが、
LTspiceの場合、BV素子にて定義する必要があります。

BV素子を活用する事で、遅延回路を表現できます。BV及びBI素子はLTspiceの独自の素子
であり、LTspiceにおけるABMの中心的な存在です。

これで表現された等価回路モデルについては、PSpiceにて活用することは出来ません。

よって、ABMレベルでの移植が必要になります。

遅延回路は等価回路モデリングに良く採用される回路ブロックです。
遅延回路は伝送線路モデルにて表現することも可能です。

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堀米 毅
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タグ :ABM遅延回路

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Posted by ビー・テクノロジー at 15:54 │研究開発